11月の読書メーター
読んだ本の数:37
読んだページ数:13904
運転者の感想
合わなかった。日頃朗らかだったり穏やかだったりしたら肩こりや頭痛が減るかも知れない、そのくらいの話だわね。
読了日:11月01日 著者:喜多川 泰
硝子の塔の殺人の感想
合わなかった。面白がろうと頑張ったけれど無理だった。
読了日:11月02日 著者:知念 実希人
あの日、君は何をした (小学館文庫)の感想
合わなかった。誰もが脆さや醜さを持っていると思うが、母親ばかりがどうかしている描かれ方に見えて、不思議。全般に都合よくまとめられた印象で説得力に欠ける。
読了日:11月02日 著者:まさき としか
朝10分でできる スープ弁当の感想
スープジャーを使った弁当用スープのレシピ本だけれど、具材の組み合わせなど日常のスープにも応用できる。調味料を含め材料が少なめで、手軽。季節に合ったスープが写真付きで紹介されており、眺めて楽しく、わかりやすい。
読了日:11月03日 著者:有賀薫
嗤う淑女 (実業之日本社文庫)の感想
面白かった。これはああいうことなのではと予想した通りだったり、そこは現実味に欠けると思うところがいくつかあったものの、どうなるのか最後まで興味を持たせてくれた。
読了日:11月04日 著者:中山 七里
うまみがギュッ! 干すだけ簡単 はじめてのドライフードの感想
干し芋と鯵の干物しか作ったことがなく、素人にできることはそのくらいではと思い込んでいたけれど、様々な食材が乾物化・干物化可能と知った。写真が多く、ドライフード熱に火がついた。干して干して干しまくるぞ。
読了日:11月04日 著者:CAMMOC
ふたたび嗤う淑女 (実業之日本社文庫)の感想
ちょっと癖になる。そんな酷いことを、と思うけれど、すっきりする感覚もあって、自分自身の残酷さに呆れたり読んで憂さ晴らしするくらいよかろうと思ったり。百回やって一回でも成功するかしらというような策略が毎度うまく転がってしまう気はするものの、最後まで面白く読んだ。
読了日:11月05日 著者: 中山 七里
嗤う淑女 二人の感想
もう面白く思えなくなってしまった。やり過ぎだからか、私が単に飽きたのか判然とせぬが。
読了日:11月06日 著者: 中山 七里
罪と罰〈上〉 (新潮文庫)の感想
主人公が自分勝手な理屈であれこれしでかし、我儘を通した割に懊悩している感じが情けない。人間とはそういうものと思うこともできるが、あまりにも後先を考えぬラスコリニコフを人間の代表に据えたくはない。
読了日:11月07日 著者:ドストエフスキー
罪と罰 下 (角川文庫)の感想
取り返しのつかぬことをしたラスコリニコフにも先の明るさが見えるようで、人類全て罪人と考えれば、罪人に許しがあるのは有り難い気がするけれど、犠牲があってのことで複雑。残虐な行いが少なからずあるが殆どの登場人物がいちいち大仰でわざとらしく振る舞い喜劇かと思う。その時代やロシアの背景を知らず、理解が足りぬか知れない。
読了日:11月08日 著者: ドストエフスキー
永遠の旅行者〈上〉 (幻冬舎文庫)の感想
主人公の気取った印象が鼻につき、様々な説明は長く、少しも話が進まず苛立ったりもしたが、我慢のうちに気取りには慣れ、微細な説明は読者がいちいち調べずに済むものと理解した。事象のあれこれがどういう仕組みなのか丁寧に描かれ、設定された世界が掴みやすい。
読了日:11月09日 著者:橘 玲
永遠の旅行者〈下〉 (幻冬舎文庫)の感想
身も心も果てしなく傷つけられたひとが、そうした人生へと導いた国や制度や価値観を受け入れられるか、法律は人間の尊厳を守り得るものとなっているか、日本人であることの意味などあれこれ愚考。
読了日:11月10日 著者:橘 玲
JR上野駅公園口 (河出文庫)の感想
何からも見捨てられたような人生が淡々と誰を責めるでもなく綴られていて悲しい。著者はインタビューで「わかるとは言えないけれど共に苦しむことはできる」というようなことを語っており、そうしたひとだから描くことのできた話に思う。
読了日:11月10日 著者:柳美里
悪人 新装版 (朝日文庫)の感想
もっと自分を大切にして欲しかった。
読了日:11月11日 著者:吉田 修一
ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)の感想
何も見逃さず死因の特定されていく様が心地よい。
読了日:11月12日 著者:中山七里
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑の感想
ひとつの草について調べようとして、ペラペラ捲るとどれも面白く結局全頁読み返してしまった。写真に特徴が細かく記され、ひとくちコメントやコラムも示唆に富む。散歩が何倍も楽しくなってよい。
読了日:11月13日 著者:高橋冬
ある行旅死亡人の物語の感想
共同通信記者が死亡者の身元を調べる実話。判ることもあるが解けぬ謎も多く、死亡人のというよりは記者の物語。
読了日:11月14日 著者:武田 惇志,伊藤 亜衣
刑事たちの挽歌〈増補改訂版〉 警視庁捜査一課「ルーシー事件」 (文春文庫 た 89-2)の感想
何不自由ない境遇に見えるひとが、恵まれていることを知ってか知らずか、他人の人生を滅茶苦茶に踏み躙る。怖い。
読了日:11月14日 著者:髙尾 昌司
ヒポクラテスの憂鬱 (祥伝社文庫)の感想
前作に続き、じゃんじゃん真相究明していて、よい。
読了日:11月15日 著者:中山七里
殺人ライセンス (角川文庫)の感想
謎解きのほか、家族、友人の在り方など。
読了日:11月16日 著者:今野 敏
襲撃 (実業之日本社文庫)の感想
空手の豆知識を入手。
読了日:11月17日 著者:今野敏
少女 (双葉文庫)の感想
少女に限らず死に惹きつけられるのはわかる。誰もが死ぬし一回きりだし。
読了日:11月17日 著者:湊 かなえ
大正十二年九月一日の大震に際しての感想
罹災状況を淡々と時には滑稽ささえ交え綴っている。冷めたように見えるが、そう振る舞わずにいては心が弱り切ってしまう、そんなふうに読んだ。
読了日:11月17日 著者:芥川 竜之介
硝子のハンマー (角川文庫)の感想
探偵を好きになれず、かと言って犯人に肩入れできず。
読了日:11月18日 著者: 貴志 祐介
狐火の家 (角川文庫)の感想
すらすら読み進むが後に残るものがない。
読了日:11月19日 著者:貴志 祐介
鍵のかかった部屋 (角川文庫)の感想
読みやすい。防犯豆知識は得られる。
読了日:11月20日 著者:貴志 祐介
希望荘 (文春文庫)の感想
面白く読んだ。しかし杉村を独立させてこそ描くことができたと思うほどの展開はない。
読了日:11月21日 著者:宮部 みゆき
犬を盗むの感想
読みやすい。日常の見過ごしてはならぬ問題に目を向けさせようという意欲が感じられる。
読了日:11月22日 著者:佐藤 青南
雨に消えた向日葵 (幻冬舎文庫)の感想
読みやすい。現実的に見えるけれど、そんなふうになるだろうか/するだろうかという部分が少なからずあり、もやもや。
読了日:11月23日 著者:吉川 英梨
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)の感想
主人公に慣れるまで時間を要す。彼が死体を捨てる、どうしようもなさそうなところから始まり、興味を引く。
読了日:11月24日 著者:中山 七里
追憶の夜想曲 (講談社文庫)の感想
どのような人も公平に受け止められたらと思うも、主人公をどう見ればよいか迷う。
読了日:11月25日 著者:中山 七里
恩讐の鎮魂曲 (講談社文庫)の感想
讐という字を覚えたけれど使いどきがなさそう。そして、理由があってもなくても殺したらダメ。
読了日:11月26日 著者:中山 七里
悪徳の輪舞曲 (講談社文庫)の感想
誰も信用できない。
読了日:11月27日 著者:中山 七里
ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)の感想
その世界に没頭できれば面白い。赤城が好き。
読了日:11月28日 著者:今野 敏
龍臥亭事件〈上〉 (光文社文庫)の感想
次々に人が殺されてしまうけれど名探偵がいないので仕方ない。のかな。
読了日:11月29日 著者:島田 荘司
龍臥亭事件〈下〉 (光文社文庫)の感想
いろいろあったものの、怪しい人はやはり怪しかった。
読了日:11月29日 著者:島田 荘司
境遇 (双葉文庫)の感想
どれだけ歳をとっても親のことはなかなか克服できない。
読了日:11月30日 著者:湊 かなえ
読書メーター